白峰 雪だるままつり♪広報活動~2023.2.3

山と雪のエリア 【白山市白峰地区】

白山手取川ジオパーク「水の旅案内人&白山砂防女性特派員」の “pochi” です。

今回の活動は、冬の白峰地区で ”雪像(雪ダルマ)” づくり♪
これもれっきとした広報活動🎵

雪だるま祭りは、白山市白峰地区で毎年2月上旬に開催される「雪だるま」のイベントです。

白山の玄関口、白峰は、日本有数の豪雪地帯です。住民は、慣れているとはいえやはり雪は憂うつな代物。それならと、平成2年に村の青年部が立ち上げたのが、この祭り。雪に親しむことで、むしろ愉しむ観光客の誘致にもつながる、ということで毎年開かれ、今に至っています。

 今年のポスター 

『明日忘れる豪華さよりも、永遠に心に残る素朴さを』
このキャッチコピー ほっこりしますね♪

そしてツッコミどころ満載の嬉しいポスター♪そう、雪だるまもジオパーク!
豪雪地帯だからこそ、雪だるまをつくれるし、観光として成り立つ
地域資源を活かして人とモノとが交流する、すばらしい催しだと思います。

ということで、白峰を盛り上げるために私たちもお手伝い

Missionは・・
雪だるま製作を通じて地域との交流を行い、イベント内において白山砂防事業および白山砂防女性特派員のPR活動を行う

10時半、菜さい横にある白峰観光PRスペース「てくてく散歩」に荷を預け、雪だるまをつくるものと雪だるま飾りをつくるものとに分かれる。

それにしても、さすが白峰!つらら(氷柱)がダイナミック!
雪だるま製作の場所は、「菜さい」横の空き地、ここは白峰地区の一等地!すごーい!

用意された【シャベル・スコップ・バケツ(大・中・小)・】まずはこれらを駆使して雪だるま本体をつくるのだけど、さて何から始める?設計図はないのか、と思っていたら「配置図」をいただいた。でもこれだけじゃよくわからない。写真がほしかったなー(じつはあった、のを知らなかったpochi💦)

大まかなことはわかるけど、ひとつひとつの雪だるまをどう置くかで意見が分かれた。経験者もいるが、確信をもってこうと言える人がいなかった。コロナで4年も開催できずにいたのだ。不安がよぎってもしかたがない。モジってると、流域対策課長が動いた!力仕事に血が騒ぐのか(笑)皆がためらいがちだった滑らかな雪面に、ザクザクとスコップを差し込んでいった。

そこからは、火がついたように全員が動き出した。足で雪を踏み固める人、要らない雪を捨てる人、バケツに雪をカンカンに詰めるひと、それを持ち上げる人、運ぶ人、ひな壇ができるとそれらしくなってきた。雪だるまの数は?間隔は?バランスは?あーだこーだ、やりながら修正し、修正しながら完成させていく。

一列目(白・山・砂・防・女・性・特・派・員)9個のボディ&ヘッドを作り終えた。ショベルでエッジを落とし、または肉付けし、手袋をした手で撫でながら丸みを出したり、そうしてるとどんどん愛おしくなってきて、時間を忘れて集中していました。

デコレーションは、女性らしい感性が活かされるところ。“まえかけ”をつけたり、うちわを持たせたり、スプレーをかけたり、そのまえに、大事な「顔」。飾り製作班がティッシュペーパーに描いてくれたバリエーション豊かな表情が、そのままこの子たちの顔になる。

丁寧に、心を込めて、つくりあげられた子たちは、とてもキュートで、自画自賛するほど素敵な仕上がりになりました🎵

途中、ランチタイムで食べた「菜さいラーメン」は、くずし豆腐の入った懐かしいお味♪

 

美味しかったです🎵

そうして完成したのがこちら!

壮 観!

表情豊かなスノーマンたち!~力作!

SABOチャン🎵 も満足げ?

雪だるまも完成して第一ミッションはコンプリート!次は、この祭りを見に来る人たちに“白山砂防活動”をPRします。する、つもりだったのですが・・時間が早かったか、菜さい周辺に観光客が見受けられない、なので、チラシを持って集落内を歩くことにしました。

つくったばかりの “SABOチャンハチマキ” つけて

集落内を歩く まるで自分たちが観光客⁈
道路の雪はかなり解けている。除雪が行き届いてる地域とはいえ、こんなもん?

“ゆきまま” かわいいー♪

見覚えあるキッチンカー!
ジオパーク全国大会のときにも見た “ゆきまま キッチン号” だ!何食べれるんだろー♪

ジオパーク全国大会でも注目を浴びた赤ジャケが雪映えしてここでもいい仕事をしてくれました♪

雪だるまは、もともと一家の人数分つくるのが習わし、こちら大家族?
イラストは、あらかじめ絵を描いたティッシュペーパーを貼り付けることを今回はじめて知りました。

お雛さまみたい♪

集落を一回りして、雪像場所に戻ったらちょうど15時、観光客らしき人の姿はほとんど見られませんでした。

そういえば今日は金曜日でした(食べ歩きは16時からだし)
明日はたくさんの人が来るのだろうなぁ~♪雨が降るということなので、雪が解けてしまわないか心配ですが、こればかりは神さましかわかりません。

集合写真を撮って、解散です。

これで、令和4年度の活動が全て終わりました。
我ながら、よくガンバッター🎵

 

★★ここからは自分時間★★

ライトアップされた夜の風景を見たいので、しばらく時間つぶし。総湯が最高ですね♪

お風呂から上がったらちょうど、暮れなずむ時間、菜さいまえの広場はやはり一等地だと実感しました。
雪だるまに仕込まれたキャンドルの灯りが幻想的な雰囲気を醸しています。

その前で、メディアの取材⁈ なんだか嬉しい♪

18時、白峰の街並みを夜歩くのは初めてです。
寒さが身に染みてきましたが、心はホッカホカ♪

こんなに小さいときに連れてきてもらえるなんてこの子が羨ましい♪きっと忘れられない思い出になるはず♪

すこーし靄がかかってる夜月、気に入った♪(でも明日は雨だね💦)
横断歩道はないけど、ビートルズの“アビーロード”を思いだしたワンショット

行勧寺まえ、雪囲いと温か雪だるまたち、ほっこり♪

シンプルだけど、刺さるなー♪このセンス!

満席でした♪

白山手取川ジオパークのPRブースです。
おっきな暖房ヒーターが稼働中!たくさんの人で賑わっていました。

寒さが堪えてきてたので、この一杯は身体に沁みたー♪
ゆきままキッチン号で提供されていたのは、猪汁でした。絶品!

最後はここに戻ります。白峰での一日が終わりました。夜の菜さいの灯りもいいですね♪
明日はたくさんの人で賑わいますように・・

活動を終えて

白峰が日本有数の豪雪地帯であることを逆手にとって生み出された “雪だるままつり” 毎年大量に降る雪は雪崩や地すべりを誘発し、谷も深くなります。大水害は、雪解け水が関係していることが多い。
災害を予知することはむずかしくても予想することはできます。備えて(白山砂防が機能していること)いることで、私たちは安心して“雪だるま”を愛でることができます。貴重な機会をありがとうございました。

 

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