待ってたよー!白山鳥越“新そばまつり“♪2024.11.3

川と峡谷のエリア 【白山市出合町地区】

白山手取川ジオパーク「水の旅案内人」の “pochi” です。

鳥越、秋の人気イベント「新そばまつり」に行ってきました!

白山鳥越新そばまつりは、白山市出合町にある “道の駅 一向一揆の里” 敷地内で、毎年11月上旬に開催される「秋」のイベントです。

蕎麦どころ鳥越のお蕎麦屋さんが集まり、今年収穫したばかりのそば粉を使って、打ちたて茹でたての美味しいおそばを提供してくれます。香り豊かな “新そば” を “食べくらべ” できるのが嬉しい!地元の採れたて野菜や鳥越産の美味しいお米、堅豆腐、油揚げ、とち餅など、白山麓の名産品も揃っています。

会場は、道の駅 一向一揆の里!

“食彩館 せせらぎ“ では、地域の特産品が買えて、通年、手打ちそばを味わうこともできます。

鳥越地域では、古くから “そば栽培“ が行われてきました。手取川は、深さ20~30mもある峡谷となって地域内を流れていることもあって灌漑には苦労をしたようです。米作りほどには水を必要としない “そば栽培” は、この地域に適していたのでしょうねぇ。

最近では、JA白山さんが、そば生産に力を入れてるらしいです。こんな登り旗がありました!
白山市農林水産物ブランドに認定されている “白山ろくそば” 。今日はこれが食べられるのかな、楽しみです♪

 今年のポスター 

毎年このチラシをみて、今年こそは行こう!と、気持ちは逸るのですが、まだ一度も中に入ったことがありません💦 近くまで行ったこともありますが、余りの人の多さに、車中からいつもトーンダウン⤵

他へ移動したり、そのまま帰ってきたり・・
でも “新そば” ですよ! “今年穫れたばかり“ それを “食べ比べ” できる機会なんて、そんなにありません!

ということで、今年はこのチラシを “疑う“ ところからスタート。どう考えても10時に現地に行ってスムーズに入れる気がしない(絶対、待ち時間が生ずる)。じゃあ、早めに行けばいいんじゃない?

ということで、今年は9時には会場に着くように自宅をでたらば、渋滞に巻き込まれることもなく、一向一揆歴史観の裏手の駐車場に収まることができました。

テントが張られた会場内に入ると、すでに行列ができていた!

会場内をチェックしたかったのですが、これを見たらそんな気持ちの余裕がなくなって「最後尾」という案内板を持った方の後ろに駆け寄り、板を受け取りました(ホッ)。

お隣りは、有名そば処の “にわか工房” さんでした。あとは、どこが出てるんだろう・・と見渡しましたが、もう一店舗だけ( “ふくいそば打ち愛好会“ さん)のようでした。

このときのために、朝食は抜いてきました!3杯かーイケるかなー💦

会場レイアウトは、中央に食事用の大テントがあり、その周りをコの字型に店舗が並んでいます。

右側をみると、テント内に見知った顔が・・「Tチャンだー!」地元の ”ねえさんグループ“ のテントらしく、五平餅や厚揚げなどを売ってるようで、まだ準備中でした。(そりゃそうだ、10時からだもん💦)

そばブースだけが、やたら忙しい。大テントではもう食べてる人たちがいるし⁈ そんなこんなしてたら割と早く順番がやってきて、「受付」を済ませ、お金を払い、別の「列」に並び直しました。

チョイスしたのは「つめたい おろしそば」一杯「600円」!「ワンコイン」と聞いていたので、100円玉を追加。値上げの波はここにも来てるんですねー

蕎麦とそば湯を乗せたお膳をもってテントの中へ・・入れるのか⁈

入れました(ホッ) こういうとき一人って便利、なんとかなる(笑)。 で、こちらが「白山蕎麦倶楽部」さんとこの、冷おろしそば。けっこう、ガッツリ入ってます。食べてみます。

噛んだ瞬間、かなり歯ごたえを感じました。冷そばだからというのもあるかな、のど越しツルツルとはいかず、しっかり咀嚼したくなる感じ(個人感想デス)出汁はスッキリ仕立て

美味しいです♪ きっちり食べて、となりの「そば湯」を飲んだら、サラッとしてて、胃がじわーっと温まって、これも美味でした。

さぁ、次!次!

「にわか工房」さんの列に並びます。こちらは、「おろしそば・たぬきそば・とろろそば・山菜そば」の4択。選んだのは・・とろろそば♪ 

美味しそー! 大テントの中が飽和状態のようだったので、外で食べることにしました(御膳があるとありがたいデスネ)。外の方が見た目がいいですね、私的に、かつおぶしよりきざみのりが乗ってるほうが好きです(笑)。

にわか工房さんの蕎麦は、ときどき注文がある「ジオ弁(当)」に乾麺のほうを使わせてもらってます。生麺をいただくのは何年ぶりだろう・・いただきます(合掌)

うん、とろろ効果はもちろんありますが、つるんと喉を通る感じがいいですねー♪ ねぎ・のりもスパイス的に効いていてとっても美味しいです♪

腰を落ち着けたところは、県道沿いの縁石の上でした。周囲に人がたくさんいたので隙間に入らせてもらいましたが、ちらと後ろを振り向くとこの通り、大渋滞が起きていました。時間はちょうど10時、車はほぼ動きません。前に向き直り、車内からの無言の圧を受け流し💦 青空の下で味わった幸せに暫し酔いしれていました。

会場内に戻りました。3杯目のそばはさすがにキツいみたい…で、お友だちのテントが営業中でした。お持ち帰り用で五平餅と厚揚げを買いました。(五平餅、2時間ほど経ってから食べましたが、しっとり柔らかくて、蕎麦みそが甘じょっぱくてメチャメチャ美味しかったです!)

そば以外のブースでは、岩魚の塩焼きや能登牛、能登牡蠣やメロンパンアイス…などのブースがありました。

お腹も満ちてプラプラ歩いていたら目に飛び込んできた建物。“ん?こんなのあったろうか・・”
何度も来ているはずが、今まで気づかずにいたという、それがこの「そば打ち道場⁈」

ガラス越しに覗いてみると・・

職人さんが、そばを制作中でした!粉を打ち、広げ、折りたたみ、それはそれは丁寧にされていました。立ち止まり、暫しガン見(ジーッ)!晴れ過ぎてそとの景色がガラスに写り込むのだけが残念でしたが、ようやく一枚撮れました。正直、感動ものです。

玄関にこんな貼り紙がありました。今、とっても “やってみたい“ 気分です♪
ウェブサイトこちら♪👇
白山蕎麦倶楽部そば打ち体験

「食彩館せせらぎ」の前では、生蕎麦の即売がされていました。3人前で¥1,100! こちらも列がついててどんどん売れていたようです。店内へ入ります。

こちらも賑やかでした!地元産の野菜や加工品などがよく売れていました。特に野菜が安い!里芋がメチャメチャ美味しそうだったなー♪ でも、わたしが買ったのは・・

“鳥越のそばはちみつ”“ことことなめこちゃん” “希少な” 限定品!これに弱っ!(笑)

鳥越の“そば花畑” 見たことがあるでしょうか⁈ 白い小花が、じゅうたんのように広がる風景が大好きです。

(こんな感じ👇)

可憐な “そば” の花♪

この花の “みつ” を集めてできたのが、そばはちみつ。見るとちょっと、黒っぽい。でもとても香り高くて、黒糖のような甘みがあります。鉄分やカリウム、ポリフェノールなどのミネラルを多く含んで、栄養価高っ!

ミツバチが一生にとってこれる蜜の量って小さじ1杯分しかないんだそうですね。鳥越のとっても希少なはちみつ、少しずつ大事にいただきます。そして今日は、このはちみつがトッピングで味わえる日でした♪


これ、「ふるまいそばみつー♪」お腹いっぱいでもスィーツは別腹(笑)食べたい!今すぐ食べたい!!

ハイ、GETー! いゃーもー美味しすぎて堪りません! ここのソフトクリームはプレーンでも美味しいんだけど、そこに「よもぎ」「当帰の葉」のパウダー(地元産)なんかをかけたオリジナル商品があって、メチャ旨い!そこにこの「そばみつー!」

時間は11時、会場の盛り上がりは最高潮⁈ 延々つづく人の波を眺めながらソフトを食べ終わる・・これをもって、鳥越そばまつり体験は終了。

収穫はいろいろありました。蕎麦打ち体験は、にわか工房さんでもしているらしいし、これもぜひ体験してみたいものです。佳き一日でした。

地図・アクセスなど

道の駅 一向一揆の里(食彩館せせらぎ)Instagram

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