【綿ヶ滝】秋色の綿ヶ滝と手取峡谷と蕎麦の花♪

川と峡谷のエリア 【綿ヶ滝/白山市下吉谷地区

白山手取川ジオパークのなかでも、一二を争う(と思ってる)人気スポット「綿ヶ滝」をご紹介!

なんで人気かといえば、ズバリ!「癒される」からなんでしょうねぇ♪

私も、何度も訪れていますが、土・日はいうに及ばず、平日でも必ず誰かがいらしてます。

そして綿ヶ滝を語るとき、忘れてはいけないのがこれ「手取峡谷」

綿ヶ滝がある「手取峡谷」は、手取川の流れがつくりあげた美しい峡谷です。釜清水(黄門橋)から河原山(対山橋)までの約8キロにわたり、高さ20〜30メートルの絶壁が続き、手取川の清流が流れ下ります。

滝は、峡谷のなかにあるのか、と納得したところで駐車場からスタート


駐車場のそばにある案内図です。滝を見るため、120段ほど階段を下ります。高低差30mですから…


管理棟横の道を奥へ、階段のあるところへくると、案内板があって

滝の出どころが「駿馬川」である、と書かれています。どんな川かは、あとでお見せします♪
これ見ると、誰もが一瞬ひく…w
滝つぼへと続く鉄階段!大丈夫!手すりを伝ってゆっくり下りれば怖いことはありません♪

でも、サンダル履きとか、滑りやすい履き物のかたは要注意 で、これが全景💓


滝の高さは32m、近づくと微細な飛沫が宙を舞い、肌に当たって気持ちいいです♪

夏、ここに来れば暑さを忘れます♪

 

綿が舞っているように見えるから「綿ヶ滝」
どうです? みえますか?
ここで皆さん滝を背中にしょって写真をお撮りになられますね♪

皆、気持ちイーお顔されてます♪足もと注意でお願いします。

見ごたえがあるのは、滝だけじゃありませんよ、周囲の景観もすばらしいんです♪


対岸の岩肌を伝い落ちてくる小滝 その向こうはどんなふうになっているのかな…

こちらにも


正面の崖に見られる横線が気になります。大昔、ここで何が起こっていたのでしょうねぇ…

石たちが刻む「とき」が、あまりにも大きすぎて、かれらの時間は止まっているように見えますが…


この穴は、現在(今)そのものですね、これだけ大きな穴ができるのにどれだけの時間をかけてきたのか…


川が大地を削り、段丘をつくり、下へ下へと掘られつづけてこの峡谷はできました。

延々つづく石の壁の消失点を見ていると、現実世界を忘れてしまいそうです。


ポットホール(甌穴)があちこちで見られます。

甌穴とは河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴のことです。ポットホールともいいます。 河底や河岸の表面が硬い場合、表面に弱い部分があるとそこが水流による侵食のためにくぼみとなります。このくぼみの中に礫が入ると、渦流によってその礫が回転し、丸みを帯びた円形の穴に拡大します。


手取川には、さまざまな色や形、性質の違った石たちが集まります。

角が取れて丸みを帯びた石たちの年齢はさぞかしご高齢…?


ポットホール(甌穴)ができるのは、侵食されやすい石、ということは凝灰岩か…


恐るべし水のチカラ


この写真の中に、幾つもの人の顔が見えるのは私だけでしょうか…苦笑


地上へ戻りましょう
上りの120段は、きついかもしれませんが、ガンバって上りきってくださいね

現実世界へ帰ってきました!
そしてこれは、夏の暑い日に撮ったものですが…


「駿馬川」です。大きな川ではありません。せせらぎ、といった感じですね


こちら、「展望台」 綿ヶ滝を遠望できます。下まで下りて行けないかたはこちらでどうぞ♪

展望台から見る「綿ヶ滝」 これ、だいぶ拡大したものです!
やはり滝は下りて見たほうがいいなぁ🎵


10月某日、ちょうど蕎麦の花が満開の時期でした♪
まん中にみえる端正な小山の向こうには白山があります🎵

地図・アクセスなど

名称綿ヶ滝
住所石川県白山市下吉谷町ホ1-4
駐車場有り 60台
トイレ有り
アクセス白山ICから国道157号線を南へ50分
加賀白山バス「下吉谷」または「下吉野」下車
関連リンク白山手取川ジオパーク/綿ヶ滝

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