【白山高山植物園】50種10万株の植物が咲き競う花畑!さながらミニ白山♪

山と雪のエリア 【白山高山植物園/白山市白峰地区】

白山といえば「高山植物の宝庫」と言われるほど、植生が豊かな山域です。春から夏にかけて、一気に咲き誇る花々はそれはそれはすばらしいのですが、残念ながら登山そのものが難しいという方もおられます。

じつは、そんな皆さんにも、白山を歩いた気分を味わってもらえる場所があるのです。それがここ「白山高山植物園」です。6月の中旬、梅雨入りもあって、好天とはいきませんでしたが、それでも来る価値大いに有り!の極上の花園をご紹介します。

目次

白山高山植物園ってどんなところ?

白山高山植物園があるのは、白山市白峰にある西山地区。晴れた日には、最高に美しい白山が望める絶景スポットとしても有名なこの地で、1998年、白山地域の高山植物の保護を目的として、試験栽培が始まりました。

なんとこの植物園は「試験場」だったのです。2008年には、二日間の日程で一般公開を開始、その後、誰でも気軽に白山の高山植物を見学できるようひと月ばかりの短期間ではありますが公開を続けています。今年は、6月初旬から7月中旬までの予定だそうです。

見学可能な高山植物は約50種類!7600㎡の山腹に約10万株の白山の高山植物が育っています。毎年この期間を楽しみに、足を運ばれる市民がたくさんおられます。もう登山はできないから、という方も、ここにくれば、白山にあるのと同じお花畑を見ることができる。

私たち白山市民、いえ、石川県民にとって、なくてはならない癒しのスポットになっています。

6月某日、若干の雨模様ですが問題はありません。事前情報では、今、ニッコウキスゲが最高の状態にあるとのこと!そこへ初めて足を踏み入れる嬉しさにのぼせ気味のpochiであります♪ 向かいの駐車場に車を止めて準備は万端!

遊歩道入口に置かれたストックらしきものは、必要な人が「杖」代わりに使えるように置いてあるそうです。さぁ、ゆるりと行きましょうか♪

この道沿いだけでも、かなりの種類の木々が見られます。樹種がわかるようにタグ付してあります。ヤマボウシ、ヤマウルシ、リョウブ、ヤマツツジ、ノギラン、ヤマモミジなどが出迎えてくれました♪

雨が降ってきましたが、濡れた風情も美しく、どれも愛らしくて立ち止まってばかり♪ なかなか前に進めません(苦笑)

そういいながらもたどり着いたようですよ。向こうにテントが見えます。受付場所のようです。

なるほど、大事なことですね。もちろん協力させていただきます。そして、反対側には?

おーー!ニッコウキスゲーー!!

噂に聞いた群落がはるか高みまでつづいていましたー!まさに黄金色の絨毯!

そして、珍住者のお出迎え!これにはびっくり!デカい!

蒲(ガマ)が生い茂る池の上に、モリアオガエルの卵!ちゃんと水の上空に産卵してます♪

受付で入園料金¥300を払って園内観察スタート!

百花繚乱の虹色絵巻!!

山の中のオープンガーデン!以前は、ハゲ山だったという場所に、色とりどりの花たちが植わっていました♪

駆け足で、私のハートをわしづかみにした花たちをご紹介!

どこか妖艶な雰囲気 タカネナデシコ

釣鐘ガオが楚々として可愛い ヤマホタルブクロ

葉っぱもユニークな ハクサンタイゲキ

イブキジャコウソウ

イブキトラノオ&ニッコウキスゲ

センジュガンピ

ギザギザな葉もユニーク ハクサンフウロ

まぁるい頭が可愛い カラフトダイコンソウ

薄紫の尖がり帽子 クガイソウ

可憐! ハナギガナ

こんな指輪がしたい♪ クサボタン

名前は白いイメージ シモツケソウ

これはもう風格一押し ササユリ

ヒトデのような ヤマブキショウマ

小振りだけど自己主張強そう クルマユリ

森林限界でお目にかかる ハイマツ

お花畑にチョウチョは定番♪

ヘビかと思ったら足があった! トカゲ君⁈

こ、これは! 育ててるってこと⁈

やけに鳴いてると思ったら モリアオガエル

歩きやすく整えられた木段

壮観です♪

とにかく一面、花、花、花、だらけの風景が広がり、そこで飼いならされているかのような生き物たちの生態にもお目にかかれます!

まさに、生物多様性の宝庫!

高山植物はかわいい♪ 私も好きです!でも、名前が覚えられない!そんな悩みも今年からは吹き飛びそう。なぜなら、園内の植物には全て「名札」が付されているから!

これならあとから見直したときに照合もできる。登山道で何度聞いても忘れてしまう、あの悩ましさがここには「ない♪」

平日の団体さまご一行に、解説員らしきかたが、お花の説明をされています。

ラッキー! 私も時々、聴き耳を立ててしまいました。

気が付けば、ここにきて2時間が経っていました。園路もすべて廻ったし、そろそろ移動しようと木段を下りていくと、ひとりの男性に呼び止められました。

お花畑のあめだま 300円 いかがですか?

お花畑のあめだま…なぜ植物園で「あめだま」?って、思いますよね

白山高山植物園は、NPO法人( 白山高山植物研究会)が運営していて、維持管理などの資金をつくるために「飴玉」を売っているのだそうです。

昔、庭付き一戸建てに住んでたころ、ホームセンターや園芸店に通っては、たくさんの花を買ってきて植えていたものです。その時に身に染みてわかったのは、植物が生き物だという当りまえの法則でした。

水と太陽と適切な温度があれば、植物は容赦なく伸びます!増えます!育ちます!落葉樹なら葉っぱも実も落ちます。

生きようとする法則は曲げられません

見れば、50種類もの品種を露地で混在させていながら、混交している感がありませんでした。雑草が適切に処理されているということです。

生えては刈り、生えては抜く、雑草軍団と戦い続けるボランティア要員は不可欠です。

そのひとたちは、おもに高齢者だとスタッフの方は云っていました。ということで、何はなくとも資金は必要なのです。

考えてみれば、ここは天然に見えてそうではありません。人が手を加えて花咲かせた人工の楽園です。スタッフの皆さんは相応の努力をしながら維持管理をされています。

来年もまた、この風景に会いたかったら、協力は惜しめませんね♪ で、一袋購入しましたが、あとでもう2つ3つ買っとけばよかったと後悔しました💦

飴玉はいっぱい買ってお土産にしましょう♪

そうだ!展望台に行ってみよう!

さて下山♪ 林道を歩いているとこんな分岐に出くわしました。

 


左へ行くと山頂に行けるらしいので、ちょっと寄り道してみることに…🎵


ゆるーい林道です。ササユリがそこかしこに咲いていました♪

風もなく、じわっと滲む汗を拭いつつ、この先に待ってくれてる絶景を期待しました。が…


残念…。展望台というだけあって、親切な案内板まで設置されていたのですが…

その前に立ち、彼方に目をやっても、山の稜線は雲がしっかり覆ってしまい、そこにいるはずの白山も、とうとう姿を見せてくれることはありませんでした。


駐車場まで戻ってきて最後の期待をかけたけれど、やはり無理でした。今度は晴れた日に来ます!

こうして至福の時間は終わったのですが、最初に言ったように、白山高山植物園は、開園期間が短いです。およそひと月しか動いていないようなので、6月に入ったらアンテナを立てて情報収集してくださいね。
行った気になれる白山!最高の表情をした花たちにぜひ、会いに来てください♪

地図・アクセスなど

名称白山高山植物園
住所白山市白峰西山
交通アクセス白山ICから国道157号線を南へ80分
金沢駅からタクシーで110分、松任駅から80分
定休日期間中無休
営業時間入場 9:00~15:00(16:00閉園)
電話(高山植物園)076-259-8866  (高山植物研究会)076-273-0017
料金「高山植物保全事業協力金」として 大人300円(高校生以下は無料)
駐車場有り
HP白山高山植物園

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